幻の一夜城
三成愛宕祭は、300年の歴史を持ち、毎年8月24日に本祭り、25日に後祭りが開催されます。「幻の一夜城」は、江戸時代の中ごろ、「若者たちが地元の人々を驚かせようと、祭りの前夜渋紙に描いた城を、やぐらを組んで張りつけた。」という言い伝えがあります。
本祭り 24日
本祭りの24日は、小・中学生のマーチング・ブラスバンド行進で始まり、日没につれて夜店にはさまれた通りは、浴衣がけの人々でいっぱいになる。夜空に花火が上がり、神代神楽、仁多乃炎太鼓、仁輪加(にわか)など多彩な催しもので祭りは最高潮を迎え、にぎわいは夜半まで続きます。
美しい山並みに抱かれた町
中国山地の美しい山並みに抱かれ、八岐大蛇(やまたのおろち)伝説など多くの神話やロマンに彩られた、奥出雲・仁多町の中心部に「三成」のまちは位置し、斐伊川の両岸にできた段丘地形上にあり、その昔、藩の川方が置かれ、舟運で発展してきたまちです。
三成愛宕神社
三成愛宕神社は、そのまち並みが一望できる山の山頂にあり、正徳元年(1711)、度々の火難を救うため、京都愛宕神社の分社として、天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀ったものです。
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三成愛宕祭りは三成本町の二十数軒が本当家となり、各自治会から副当家が集まって運営します。